「マンガで解説!ふりかえり評価」ご寄付のお願い

※11/9追記 本キャンペーンは終了しました。多数の応援をいただき、ありがとうございました。

もくじ
1.ふりかえり評価とは?
2.寄付キャンペーンについて
3.トークイベントのご案内
4.キャンペーン概要/ご寄付の方法

1.ふりかえり評価とは?

ふりかえり評価実行委員会は、岐阜の小池達也(一般社団法人よだか総合研究所)、福島の鈴木綾(こおりやま子ども若者ネット)、福岡の雪松直子・永田賢介(認定NPO法人アカツキ)の3者が中心となり、全国ネットワークとして立ち上がった2019年から活動をスタートしました。

(左から)永田、雪松、鈴木、小池
ミーティングの様子

これまでの経緯や実践レポートは「ふりかえり評価:情報公開ページ」に掲載しています。また、活動の経費は主に、「トヨタ財団・イニシアティブプログラム」からの助成を受けています。

2020年度に本事業内で実施したアンケート調査(n=198)では、NPOの代表者や理事に比べ、スタッフの方が、下記のように感じている傾向があることが分かりました。

「事務局会議では、議論ではなく報告が中心だ」

「団体の意思決定において、意見を言いにくい人への配慮がされておらず、対等ではない

「団体の意思決定において、受益者の思いや意向がより強く反映されているとは思わない

こうした声を受け取りながら、私たちは、一人ひとりが自分の価値観をふりかえり、対話を通じて共有する、安心して自分自身の価値観に基づいて発言できるNPO評価の手法が必要だと考えて、「ふりかえり評価」を作りました。これまで全国32団体にトライアルとして実践いただき、妥当性や効果を検証した結果、以下のような感想を頂いています。

みんな平等に意見を聞こう、という場だと、ちょっと私も言ってみようかな、という気持ちになりやすいと思いました。

日頃のコミュニケーションだけでは聞くことのできない想いや気持ちを知るいい機会になり、自身の仕事に対するモチベーションが高まった様に感じます。

与えられた評価指標に基づく評価ではなく、何が本当に大切なのかを考える機会を作ることができた。

代表者が、会員やスタッフの率直な意見や想いを知ることができて、今後の職務に活用できると感じた。

今後も(継続して/もう一回)取り組みたい。

ふりかえり評価トライアルの風景
(オフライン)
ふりかえり評価トライアルの風景
(オンライン)
2021年度ワーキンググループ
東京でのイベント(2022年6月)

トライアルからフィードバックを得た私たちは、ふりかえり評価実施の手法を、外部の進行役が必要な最短2時間のワークショップから、アプリツールを用いて、普段のメンバーだけで、最短15分でも実施できる、簡便で費用が不要な方法として完成させることにしました。現在はトヨタ財団の助成期間外で、次回申請に向け、各メンバーはそれぞれの自己財源でツール開発を進めています。

2.寄付キャンペーンについて

私たちの活動の目的は、当然ながら、「ふりかえり評価」のツール開発だけではありません。「ふりかえり評価」の理念や課題意識をより多くの人と共有し、豊かな評価実践を広げることで、結果的にNPOへの資金提供者にも影響を及ぼし、現状のNPO評価をゆるやかに変革していくことも目指しています。そのためには、ふりかえり評価の実践を広げるための基盤を構築し、可視化することが重要です。そこで私たちは、皆さんに「寄付」という形で、ふりかえり評価の活動を広げていくためのご協力をお願いするキャンペーンを実施致します。

みなさんから頂いたご寄付は、 2021年度に制作・発行した「マンガで解説!ふりかえり評価」の中に、評価実践中のページを追加する注1ために使用させて頂きます(手法の完成前での制作となったため、現在はふりかえり評価前後のストーリーだけをマンガにしています)。

注1:評価実践中のページの完成は2023年夏〜秋頃になりますことを、ご容赦くださいませ。寄付者の皆様には、それまでの期間数回に分けて、メールにて進捗をご報告させて頂きます。

(画像をクリックすると拡大します。一部抜粋。続きはこちら<リンク>

期間中は、メンバー4人がそれぞれ、ふりかえり評価のアドバイザーとタイアップし、ふりかえり評価開発中に学んだこと・感じたことを、オープンにしていく無料トークイベントも開催します。また、ご寄付をいただく際にいただいた情報から、どのような属性の人が、ふりかえり評価に関心を持ち応援してくださっているかを、ページ最上部の画像によって可視化し、随時更新します。

ぜひご参加・ご支援のほど、よろしくお願いします。

3.トークイベントのご案内

・日程
2022年10月07日(金)19:30〜21:00
話し手:永田賢介(認定NPO法人アカツキ 理事・職員)
聞き手:田村愛弥氏(国際協力機構(JICA) 評価部 調査役)
テーマ:緊張感と安心感を両立できる組織づくりって?

2022年10月14日(金)19:30〜21:00
話し手:鈴木綾(こおりやま子ども若者ネット 代表)
聞き手:喜田亮子氏(町田市地域活動サポートオフィス 事務局長)
テーマ:“私”の声を大切にする“私たち”をどう育むか

2022年10月23日(日)19:30〜21:00
話し手:雪松直子(認定NPO法人アカツキ 代表理事・職員)
聞き手:竹久輝顕氏(京都市ユースサービス協会 事業統括)
テーマ:気持ちを代弁しない・させないコミュニケーション

2022年10月28日(金)19:30〜21:00
話し手:小池達也(一般社団法人よだか総合研究所 理事)
聞き手:松島拓氏(日本ファンドレイジング協会 社会的インパクトセンター ディレクター)
テーマ:正しさだけじゃない、納得につながる時間の過ごし方

・開催方法 ZOOM
・申込方法 こちらのフォーム<リンク>からお申し込みください。
・申込締切 イベント当日正午 
・参加費  無料 (イベントだけの参加もお気軽にどうぞ!)
※アーカイブ配信を検討中です。

4.キャンペーン概要/ご寄付の方法

実施期間:2022年9月27日(火)〜11月07日(月)
目標人数:100人
寄付金額:3,000円(固定)
寄付方法:クレジットカードまたは銀行振込
お申込み:下記のリンクからお申込みください。 終了しました。

*本キャンペーンで頂戴したご寄付は、ふりかえり評価事務局の資金管理組織である「認定NPO法人アカツキ」の口座に入金されます。寄付者の個人情報については、事務局メンバーである小池・鈴木の両名にも共有されますが、その他、目的外には使用されず、アカツキが適切に管理いたします。
*アカツキは認定NPO法人のため、確定申告における寄付金控除の対象となり、寄付額の最大約50%が減税されます。詳細はこちらのページをご覧ください。